TechCrunch JAPAN で、
「
Amazon、クラウド・コンピューティングで大規模並列分散処理エンジンHadoopをサポート」との記事を読んでいて感じたこと。
記事の内容については、ふむふむ(or はいはい)といった感じで、特にこれといったコメントもありません。
着目したのは、以下図(同記事より転載)を眺めていた時に、何となく感じたこと。
それは、1時間あたりの課金体系となっていることと、その金額について。(いまさらですが・・・)
そもそも、クラウド・サービスにおいては、上記と同じような課金体系におけるサービスの提供が主流であると思う。
その意味について、いくつかの視点から考えていくと、
「知識革命」がもたらす功罪(本件においては表裏一体で同じ内容)について考えさせられることを避けることが出来ないのではと感じる。
少々具体的な説明を試みると、以下のような視点、
・ クラウド・サービスは、労働力として24時間働きます。
・ 時間給は、作業の内容によっては高低ありますが、高くても1ドル(100円)以下となっています。
・ 契約形態は、派遣業的な契約形態といった感じでしょうか?
・ 管理は行いますが、何をさせる等の指示は、しっかりと行って(教える、プログラム)ください。
・ どうしても制限や制約事項はあるとは思いますが、基本的にどう使う(活用する、仕事させる)かは、あなた(知識)次第です。
などといった感じでしょうか(?)
自分は、「労働者」なのだろうか、それとも「知識生産者」なのだろうか?
といった疑問を持ち続けることが重要なのかもしれない。
今後の、価値の創造(ここでは、貨幣への転換に限定)における商材は、必ずしも物理的な形態を持っているわけではないだろう。
(その比率(流通における、物理的な商材とそれ以外の商材)に関してはわかりません。)
「労働者」が減少していく(クラウド・サービスが代行していく)。
⇒ 「知識生産者」が増加していく(クラウド・サービスを活用したサービス(各種イノベーション)が増加していく)。
⇒ コミュニケーションの形態が変化(?)していく。
⇒ あたかも、「暗黙知」間におけるコミュニケーションが成立していく。
⇒ 後に、「知識革命」であったと語られる。
などといった感じでしょうか?
(あと、クラウド・サービスを経由(活用、制御)して、各種物理的なロボットも働くことになるのでしょうか?)